仕事をする上で大切なのは余裕を持つこと。そのための「準備」をおろそかにしない。
西井 秀一
syuichi nishii
別館調理責任者
PROFILE
以前は同じ新宿で焼肉屋の店長兼料理長をやっていました。その後、ご縁があって六歌仙から誘ってもらいまして。売り上げの高い店に移ることは安定もありましたし、比例して忙しいからこそ、さらに成長ができる、という期待もありました。入ってみて、その忙しさは想像以上でしたが(笑)
働く上で大切にしていること
六歌仙2号店は多い時で月間9000万円を売り上げるほどの忙しいお店です。そんな中でも「余裕」をもって働くことを大切にしています。お店を円滑に進める上ではキッチン・ホール含めたチームワークが不可欠です。そんな中でお互いに余裕がない状況では空気が悪くなり、円滑な店舗運営が実現できなくなります。結果、この空気はお客さまにも伝わってしまいます。だからこそ、忙しくてもお互いが助け合える、仕事を楽しむ…そんな余裕が必要だと思うんです。私個人としてはもっともっと自分に余裕を持てるよう、知識と経験、そして技術を磨いていきたいと考えています。
別館調理責任者としてのこだわり
焼肉業態は多くのメニューで調理そのものをお客様が行う…という特殊な業態です。だからこそ、鮮度の高い食材をすぐにお届けできる「スピード」。そしてスピードを実現させるための「仕込み」にこだわっています。業務の80%は仕込み、残りの20%で営業…という進め方になるほど準備は大切だと考えています。また、この進め方は「余裕」にも繋がります。以前、タイ人のお客さまから日本に観光に来た記念として「味噌汁」を食べたい、というリクエストがありました。六歌仙には味噌汁のメニューはないのですが、柔軟に対応させてもらったところ、とても感謝して頂けました。こんなイレギュラーにも笑顔で応えられる。そんな点でも事前の仕込みを怠ってはいけないなと感じています。
成長できる環境
先ほどもお伝えしましたが、六歌仙2号店は多い時で月間9000万円を売り上げる忙しいお店です。新宿の繁華街にあり、100名用の席があるほどの規模を誇ります。ですから、この繁盛店で働くことでの自信と成長は計り知れないと思います。キッチン・ホール共に高品質のサービスと料理をより早く届けるにはどうすればいいか、と常に試行錯誤し、創意工夫をしています。だからこそ「六歌仙で通用すれば他のどんなお店でも通用する」そう自信を持って言えると感じています。また、近年ではインバウンドのお客さまも多く来店しますので、多言語での接客方法や文化の違いを踏まえた接客なども勉強できると思います。